助産師とは、お産の介助をしたり妊婦に安心してお産ができるようにアドバイスをする仕事です。助産師のほとんどが病院や診療所で働いています。しかし、働くうちに別の職場への転職を考える人もいるでしょう。

助産師の転職は、助産師として働いた年数で採用されやすいかどうかが決まります。一般的には採用条件を「勤続3年以上」としている病院が多いようです。3年間実務経験を積みながら働いていれば、転職を考えるようになっても採用されやすくなるでしょう。経験年数にかかわらず助産師が採用されやすい仕事場は、主に小さめの病院やクリニックです。求人情報には「未経験者OK」と記載されていることもありますが、経験を積んだ助産師の方が採用されやすいでしょう。

「新人教育に携わりたい」「高度医療の現場に行きたい」など、キャリアアップを目指したいと思うなら、大規模な病院への転職もいいでしょう。大規模な病院では高度な技術を求められることが多いので、事前に勉強をすることが必要になります。

転職をしたのはいいけれど「こんなはずではなかった」ということがないように、転職をする際には自分が理想とする働き方や働きたい職場をはっきりさせておきましょう。そのためには、自己分析をしておくことも大事です。自分の強みがわかり、「やりたい仕事」や「向いている仕事」を把握できます。面接で採用されるためにも、経験から基づいた自分の強みやスキルをしっかりとアピールできるようにしておきましょう。